会長挨拶
このたび、第132 回日本消化器病学会北海道支部例会を2023年3月4日(土)、3月5日(日)の2日間、北海道大学医学部同窓会館において第126回日本消化器内視鏡学会北海道支部例会(会長:札幌医科大学病院消化器内科准教授・内視鏡センター長 山野 泰穂先生)との合同で開催させて頂くこととなりました。伝統ある支部例会を担当する機会をお与え頂きました支部長 平野 聡先生ならびに幹事・評議員の諸先生に心より感謝申し上げます。
COVID-19も感染拡大により直前での支部例会中止となった2020年春から3年になろうとしております。昨今の支部例会も他の学会と同様にhybrid形式で行われ、交流という面では不便もございますが、今回も広大な北海道における貴重な知識のUpdateの機会としての役割を果たせるよう、鋭意準備を進めております。
今回のシンポジウムでは、市中病院でもCommonな疾患であり、また診断・治療についても日進月歩が著しい大腸癌を消化器内視鏡学会と共通のテーマとして取り上げさせていただくこととしました。内科,外科,内視鏡といった垣根を越えて多面的な議論を期待しています。また特別講演では肝硬変診療ガイドライン作成委員会の委員長である奈良医科大学の吉治仁志教授をお招きし、肝炎や肝硬変についての最新の知見を御講演いただく予定です。また専門医セミナーやスポンサードセミナーでは、上部消化管,肝癌,胆膵,炎症性腸疾患,消化器癌化学療法など、消化器病学の幅広い分野の講演を企画いたしました。また女性医師の会による企画も盛り込まれる予定です。
一般演題についても例年通り多数の演題応募をお待ちしております。研修医や専修医のセッションも企画しておりますので、若手から中堅・指導医まで是非とも多くの先生方にご参加いただき、発表・討論に加わっていただきたく存じます。
開催にあたりましては、企画内容だけでなく感染対策も含め、会場参加,web参加を問わず御参加いただいた先生方皆様にとって実りある会となりますよう、準備させていただく所存です。今回もhybrid形式での開催となりますが、屋外の寒さを忘れるような熱い討論の場となるよう、関係者一同準備を進めております。本会会員の諸先生方におかれましては、何卒御支援・御協力・御鞭撻くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。
- 第132回日本消化器病学会北海道支部例会
- 会長 加藤 総介
この度、第126回日本消化器内視鏡学会北海道支部例会の当番会長を仰せつかりました札幌医科大学医学部消化器内科学講座の山野泰穂です。COVID-19が依然として収束の兆しが見えないなかで、会員のみなさま日々の診療等において大変ご苦労のことと考えます。さて、このような状況ですが2023年3月4日、5日の2日間にわたり第132回日本消化器病学会北海道支部例会(会長:NTT東日本札幌病院 消化器内科 加藤総介先生)との合同で支部例会を開催すべく、鋭意準備を進めております。
今回は消化器病学会・内視鏡学会と共通に「大腸がん診療 up to date」をシンポジウムのテーマとしており、診断から治療戦略まで幅広く議論できればと考えております。症例報告も含めた一般演題も例年通り募集しておりますので奮ってご参加頂ければと考えます。またスポンサードセミナーでは、「消化管診療における臨床と病理の関連」(仮)として菅井 有教授(岩手医大 病理診断学講座)、「小腸腫瘍に対する内視鏡診療」(仮)として岡 志郎教授(広島大学大学院消化器内科学講座)をはじめとして消化器疾患全般を網羅できるように企画を進めており、特別講演では今年度、日本消化器内視鏡学会の新理事長に就任された田中信治教授(広島大学大学院内視鏡医学)に来札頂き講演を賜る予定としております。さらに女性医師のための企画(共通)、内視鏡学会としてはハンズオン等の内視鏡実技の企画も検討しております。
日本消化器内視鏡学会としてはCOVID-19下における学会開催および女性医師の学会参加を後押しする観点から会場とwebのハイブリッド開催を推奨しており、本支部例会もその指針にしたがって開催致します。しかしwebでは伝わらないリアルタイムな質疑や登壇時以外でのディスカッションの重要性も個人的には認識しており、制約のある時期ではありますが状況が許すならば可能なかぎり会場でのご参加をお願いしたいと考えております。
北海道支部1,500名の会員のみなさまにとって有益な例会となるように、皆さまのご協力を何卒よろしくお願い致します。
- 第126回日本消化器内視鏡学会北海道支部例会
- 会長 山野 泰穂