会長挨拶
2026 年 1 月吉日
新年を迎え 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。平素より格別のご高配を賜り、厚く御礼を申し上げます。
このたび、第27回 日本脳神経血管内治療学会北海道地方会 を 2026年9月5日土曜日に 北海道大学医学部学友会館「フラテ」 で開催させて頂く運びとなりました。伝統ある本会を主催させて頂くことを大変光栄に感じつつ、本会の社会的役割がますます大きくなっている昨今において責任ある立場として身が引き締まる思いでもあります。
本会を開催させて頂くにあたり、ご挨拶を申し上げます。
北海道地方会が27回目を数え、直達術の文化が根強い北海道においても脳神経領域の血管内治療が大きく発展してます。最新のテクノロジーを駆使した新しい機器治療が毎年のように登場し続け、血管内治療医の研鑽も相まって、まさに人馬一体の様相で血管内治療の適応や対象が拡大しています。加えまして、看護師・診療看護師・放射線技師・臨床工学師など多職種で構成されたチームが各々の施設で活躍し、血管内治療を支える医療従事者が充実したことも発展できた大きな要因と理解しています。
本会のテーマは「後進の育成と技術の継承」としました。我々には皆、今の自分を育ててくれた方がいたはずです。どのような分野でも、ことに脳血管内治療におきましても、準備、工夫や技術の伝承など art に関することはもちろんのこと、心構えやチームのメンタルケアなど spirit に関することまで、現状を発展させつつ後世に伝え続けていく責任があり、そのためには 「育成と継承」 は必要不可欠と考えています。
本会を通じて医療の発展や社会貢献に繋げるため、鋭意準備に取り組んでおりますが、皆々様にお力添えを賜りたく存じます。
北海道の広大な面積や会場までの移動時間などを勘案しますとオンライン形式には参加の利便性はありますが、人と人とのつながりなくして育成や継承は成立しません。本会は世代や職種など様々な垣根を超えて人的交流を深める場となればとも考えており、対面式での開催とさせて頂きます。対面式の利点を活かし、会場内も機器展示ブースでも、建設的で有意義な意見交換ができる会となればと考えています。
一人でできることには限界がありますが、専門性もった個々人が一丸となり、チームとして同じ方向を向いて取り組むことで限界を越えることができると信じています。そのようなメッセージを込めて、本ホームページのメインビジュアルには水平線をモチーフとしました。限界のない蒼穹と洋洋たる海原に、本会ならびに血管内治療のさらなる発展をという願いと込めて。
末筆ではございますが、皆様方ひとりひとりの益々のご発展をお祈り申し上げます。
第27回 日本脳神経血管内治療学会北海道地方会
会長 下田 祐介
札幌麻生脳神経外科病院 脳血管内治療センター長