当番世話人挨拶
第29回北海道内視鏡外科研究会の当番世話人を仰せつかりました北海道がんセンター消化器外科の前田好章と申します。1995年に奥芝俊一先生が第1回研究会を開催されてから、今年で29回目となりました。歴史ある研究会の当番世話人を務めさせていただくことを、大変光栄に存じます。
北海道内視鏡外科研究会は長きにわたり、本道における内視鏡外科の発展と低侵襲外科治療の普及に大きな貢献をしてきた研究会であります。今日、消化器外科、呼吸器外科、泌尿器科、婦人科、いずれの領域におきまして、内視鏡手術が主流となってきており、前立腺手術や食道癌手術のように従来の開腹・開胸手術がほとんどみられなくなった分野もでてきています。一方で、より高難度な手術への内視鏡手術の安全な導入、多様化するロボット手術への適応、AI技術を有用に用いるための模索など、外科医および手術チームが取り組まなければならない問題は尽きることはありません。
今回はロボット手術、高難易度手術、右半結腸切除術のシンポジウムの他、看護師、臨床工学士のセッションも充実させたいと考えております。従来から手術手技中心の研究会ですので、手術自慢のビデオ発表も大歓迎です。多数の御発表、参加をお待ちしております。
御参加いただく皆様にとって実りある学術集会となり、親交を深める場となりますよう準備を進めてまいります。御指導、御支援のほど、よろしくお願い申し上げます。
第29回北海道内視鏡外科研究会へ多くの皆様の御参加をお待ち申し上げます。
2024年1月吉日
第29回北海道内視鏡外科研究会 当番世話人 前田 好章
(北海道がんセンター 消化器外科)
(北海道がんセンター 消化器外科)