北海道アドベンチャートラベルガイド認定等制度について
アドベンチャートラベル(AT)とは、一般的に『アクティビティ』『自然』『異文化体験』の3つの要素のうち、2つ以上を組み合わせた旅行形態と定義されます。より本質的な理解としては、アクティビティを通じて自然体験や異文化体験を行い、地域の人々と双方向で触れ合い楽しみながら、その土地の自然と文化をより深く知ることで自分の内面が変わっていくような旅行形態を指します。アドベンチャートラベラーは通常の旅行客に比べ滞在期間が長く、消費額も多いことから、AT市場を取り込むことによるガイドの収入増や観光消費額の増が見込まれ、道では、北海道観光の新しい柱のひとつとして取組を進めています。
北海道には様々な自然・食・文化などの素材が揃っていますが、それらを深く理解し、安全に楽しむためには「ガイド」の存在が欠かせません。ATに対応するガイドの基準として、ATに関する国際団体であるAdventure Travel Trade Association(ATTA/米国)はAdventure Travel Guide Standards(ATGS)と呼ばれるガイド基準を策定しており、本制度はこのATGSの基準を踏まえたガイドを育成し、欧米からのアドベンチャートラベラーの受入体制を整えることを目的として、令和5年度(2023年度)に知事による認定制度として創設されました。
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