The 46th Annual Meeting of Japan Society of Circulation Control in Medicine

第46回日本循環制御医学会総会・学術集会

会期:2025.6.20(FRI)・21(SAT)、会場:JA上川ビル大会議室(北海道旭川市宮下通4丁目2番5号)、大会長:入部 玄太郎(旭川医科大学 生理学講座自律機能分野・教授)、副会長:牧野 洋(旭川医科大学麻酔・蘇生学講座・教授) 大会テーマ「循環制御のフロンティア」

会長挨拶

第46回日本循環制御医学会総会・学術集会
会長 入部玄太郎
旭川医科大学生理学講座自律機能分野 教授
第46回日本循環制御医学会総会・学術集会 会長 入部玄太郎(旭川医科大学生理学講座自律機能分野 教授)

このたび、第46回日本循環制御医学会総会・学術集会を2025年6月20日(金)、21日(土) の2日間の日程で、北海道旭川市(JA上川ビル)において開催させていただくこととなりました。

循環制御医学会は麻酔科、循環器内科、心臓血管外科、循環に関する基礎系の先生方が「循環」というキーワードで集まる診療科横断型の学会です。

今大会は久しぶりに基礎医学講座が主催するということで、大会テーマを「循環制御のフロンティア」といたしました。一口に循環といっても、この領域の研究は心臓力学などのマクロ研究から各病態における分子生物学的研究に代表されるミクロ研究まで多岐に渡り、またその進歩のスピードも速いため、専門領域以外における現時点での未開拓領域(フロンティア)をキャッチアップするのが難しくなってきていると感じます。そこで今大会を、基礎研究の新知見や臨床応用を目指す新しい技術などこの領域の「フロンティア」を知る機会としていただければと考えております。また、臨床領域においても大会副会長の旭川医科大学麻酔・蘇生学講座の牧野 洋教授にサポート頂きながら特別講演、シンポジウムを始めとした様々な企画を準備しております。

開催地の旭川市は北海道のほぼ真ん中にあり、有名な旭山動物園以外にも大雪山連峰から湧き出る天然水で仕込んだ日本酒も美味しいですし、少し足を伸ばせば富良野のラベンダーも咲き始めるころです。大会史上最北での開催となりますが、旭川は学会でもなければなかなか訪れる機会がない所ではないかと思います。近年の猛暑を避けて旭川に集い、学問に浸るのもまた良いのではないでしょうか。

皆様の本学会への積極的なご参加をお願い申し上げますと共に、旭川の夏を十分に楽しんでいただければと思っております。